ドラマCD「モンスターアンドゴースト1」
2024年8月23日発売
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発売まであと三週間*.。.*゚
人より遥かに優れた膂力と大柄な体格、鋭い眼光に独特の風貌――
化け物と恐れられ、誰からも理解されない孤独な戸純 椿(ことん つばき)は
高校の転校初日から暴力沙汰で注目を浴びていた。
そんな椿の前に、息をのむほどに美しく宝石の様な瞳を輝かせた
勇樹 兜(ゆうき かぶと)が現れる。
暴君と恐れられる自分の真意を理解してくれる兜がいてくれることで、
希望を失っていた心が徐々に溶かされていく椿。
だが、"兜"はもうこの世にはいない幽霊だった――。
ヒメミコ先生の迫力ある筆致で繊細に描かれる話題作
「モンスターアンドゴースト」を音声化!
原作コミックス1巻
『act.1〜act.3』にプラス、
2巻冒頭の
『act.4』までをドラマ本編へ収録いたします


さらに

特典小冊子&CDつきの特装版
[ツバカブハッピーセット]には
コミックス1巻の巻末描き下ろし漫画
『ツバカブ24時』の音声化と
ヒメミコ先生原案のドラマCDオリジナルエピソードのミニドラマを収録

ヒメミコ先生描き下ろし漫画
『みんなでお肉』(漫画12P)と
椿・
兜・
イビツ・
彩のキャラクターQ&Aが読める特典小冊子もどうぞお見逃しなく

本日は、作品への熱量とこだわりを存分に感じられる
メインキャスト4名のインタビューをお届けいたします

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戸純 椿役
田所陽向さん
勇樹 兜役
小林千晃さん
刃渡 イビツ役
坂田将吾さん
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──原作を初めてご覧になられたときの印象や、読んでみてのご感想をお聞かせください。小林:ただただドラマとして面白くて、終始ワクワクしながら読み進められた楽しい作品でした。画力も構成力もあって、本当に椿の喧嘩に巻き込まれたみたいな、それぐらい作品の中に引き込まれて、気づいたら最後まで読んでいたので、そんな作品に関われて幸せだなというのが第一印象でした。
田所:最初に読んだときから、物語の力もですけど、絵の力がすごくて絵からニュアンスが自然と伝わってきたので、すごい作品に選んでいただいたなあと。本当に光栄です。
キャストトークでも話したんですが、僕自身も身長があって声が低くて無表情になりがちなので、椿くんにはシンパシーを感じていました。実際に苦労したこともあったので、感情移入できるところも多かったです。そんな彼を演じられてすごく楽しかったし勉強になったし、良いこと尽くしでした。原作も2巻まで買って読んだので、早く3巻待ってます。
坂田:もう絵がめっちゃすごいんですけど、ストーリーもすごく好きで、人間の弱い部分を描くのが素敵だなぁと思いながら読ませていただきました。弱さと弱さが助けあったりとか補いあったりしているところが、椿と兜との関係性を彩っているんだなと感じました。
イビツくんは何を考えているのかなと気になりつつ、物語を動かす役割を担っているところもあって、そこも面白いなと思っていました。
──ご自身が演じられたキャラクターについて、役作りで心がけたポイントや意識されたことや難しかったところなど教えてください。田所:椿はあの過去があってあんまり人と喋ってこなくて、心では思っていることでも言語化して相手に伝えられない人なので、そこはとても難しかったです。言葉を模索しながら兜へ伝えるシーンでも、僕は最初、相手が兜だからと言うのもあってストレートに伝えすぎてしまったんですが、あえて伝えすぎない表現を探って……。伝えられないってジレンマだし、それによっていままで受けた対応も本人的には辛いことだし、そういうことで傷ついてきた人間だと思うので、不器用な人間ってこうなるだろうな、という表現を、僕の経験も踏まえて極力詰めていきました。例えば、僕は力が抜けるとオッサンみたいな声が出るんですけど それは意図せずそうなっちゃう。本人が持つ言葉の思いと出る言葉の音色が違ってしまうことってあるので、僕の経験とも合致させながら、椿の決して長くはない一言一言に全集中して演じさせていただきました。
小林:田所さんがやりたい表現をやろうとすると、椿と兜のやり取りから逸脱しそうなモヤモヤだったり、それこそ、掛け合いになりづらいボソボソした表現とか、ご自身も気にされているし僕のこともすごく気遣ってくれているのを感じました。そこも椿とリンクしやすいと言うか、田所さんもそうだし、椿もそうなんだろうなって。
僕に対して「あそこやりづらかった?」とかわざわざ言葉にすることはないけど気遣ってくれてるなと感じましたし、だから僕はやりやすかったです。
それも踏まえて、兜としては、言葉の少ない椿をリードしてあげないと話が展開していかないんですが、でも幽霊だから、成長していくさまをあんまりやりすぎると、それはそれで難しいですよね。兜は幽霊だけど人間くさいところがあって、でも幽霊だから人間みたいに成長するのもおかしいので、このアンバランスさは意識しました。それも掛け合っていく中で不思議とやりやすく出来ていったので、僕としても本当に楽しい収録でした。
兜は、明るくやろうとすると嘘くさくて、でも兜は椿の前だったら勝手に明るくなるんですよね。それがたぶん兜と椿の日常なんだろうなと。だから他のキャラクターと喋るときとの違いも気にしつつ、本当に演じがいがあって楽しかったです。
坂田:イビツくんはめちゃくちゃ難しかったですね。僕、人生で嘘ついたことがないんで。
田所:え? そういうことを言うの?(笑)
小林:インタビューだからリップサービスしてる(笑)
坂田:(笑)誠実に生きてきて、常識人として嘘つかずにやってきたので、そのタガを外すことを頑張りました(笑)。イビツくんは、人生ずっとつまんねえなと思いながら生きていて、かつ、モラルが欠如しているから、とにかく面白いこと楽しいことを見つけたら積極的に関わりながらぐちゃぐちゃにしたくなる。そういう破滅主義、快楽主義、なのかなと僕としては考えていました。それから、イビツくんは、他人に対してかける言葉に本心が一切見えないので、そういう部分からイビツくんの不気味さを感じられるのかなと思って、意識しながら演じていました。
──特に好きなシーンや、印象に残っているセリフなどあれば教えてください。小林:僕としてやっぱり、椿が兜に、どうにか伝えようと、どうにか自分の言葉を紡ごうとするシーンがすごく好きでした。椿の優しさが垣間見えて。兜も、椿の想いを察して伝えようとするし。この二人だからこそ、こういう優しい関係が生まれたんだろうなって、お互いに利益を求めない、本当に優しさだけでできてる関係が感じられて、すごく印象的ですね。
田所:兜の察する力もすごいですよね。
小林:兜が周りを見てるからこそなんだろうね。でも、それだけ周りを見ていても本当に期待はしてない兜にとって、たぶん椿だけは、つい期待しちゃう存在じゃないですか。人間的に好きな相手だから、察するというか、気を向けちゃうんでしょうね。自分が興味ある人の反応には過敏になっちゃうから。
それに、兜にとっても唯一かもしれないし、椿にとっても唯一なのかなって。お互いに優しく寄り添っている。それを兜も分かってるからそんなに言葉を求めないし、いい関係だなと思いました。
田所:僕は、特典ミニドラマの銭湯の話ですね。 みんな兜くんに萌え死ぬがいいさ…。
と、まあそれは冗談なんですけど(笑) 椿目線で演じていて、椿って本当いい奴だなって思ったのは、椿の家を訪れた彩がいろんな感情を吐露したのに対して、それを全部受け止めて、俺がやれることがあるなら助けてやるよ、って不器用ながらに言ったシーン。こんな人間になりたいって思いました。兜が心打たれてしまう決定的なシーンですし、おすすめです。ぜひ聴いていただきたい。
坂田:僕はイビツくんの好きなシーンになるんですけど、やっぱりね、兜に「早く成仏出来ると良うね」って言うところと、椿に対して「それ、やばいんじゃない?」って言うシーン。傷やばいんじゃない?って言ってるけど、状況をぶち壊しにかかる言葉というか、相手が一番言ってほしくないことを選んで言ってるイビツくんが面白いなぁと思いますし、彼を表してるセリフでもあるなと思いました。
──原作ファンの皆様もドラマCDをすごく楽しみにして下さっているので、最後に皆様に向けてのコメントをお願いいたします。坂田:「モンスターアンドゴースト」の収録はすごく楽しくて、原作ファンとしては、椿と兜のやりとりを、後方彼氏面で腕組みながら楽しんでいる気持ちでした。そんな中でイビツくんを演じさせていただいて、この二人の仲を引き裂くわけでもないけどかき混ぜてやろうという気持ちを僕も持ちながら、楽しんで演じました。それでも千切れない絆が、椿と兜にはあって、とてもエモいです。ぜひぜひ発売を楽しみにしていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
小林:キャスト陣みんな原作が好きで、楽しいっていう思いのまま演じられたので、こういう現場の空気感が生まれたのかなって思います。このインタビューを読んでいる方々も原作ファンの方が多いと思うのですが、みんな「モンスターアンドゴースト」ファンっていうのは同じです。好きが集まった作品を、作品を好きな皆さんに早く聴いていただきたいと僕らも思っています。 発売を楽しみにしていただきつつ、原作をたくさん読んで、どんな音声になるんだろうと想像しながら焦らされてください!
田所:このヒメミコ先生の作品を音声だけで聞かせたときに、あの絵が脳内に映るかどうかっていうところは、キャストもスタッフも全員共通の課題でした。この素晴らしい作品をどうにかこうにかして忠実に音で再現するべく、皆で一丸となったので、すごく良い仕上がりになると僕は思います。熱量のある収録だったので、そこはもう期待していただきたいです。あとは、今日の収録に壮馬さん(彩七藤役)がいなかったのが残念でしたけども、壮馬さんだったら彩くんを素敵に演じてくださるでしょう。
原作コミックス3巻を楽しみですし、原作もドラマCDも楽しんで応援していただけると嬉しいです。
──ありがとうございました!--------------------------------------
彩 七藤役
斉藤壮馬さん
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────原作を読んでみての印象や、収録を終えてのご感想をお願いいたします。斉藤:原作すごく面白かったです。元々気になって読んでいた作品だったので、ご縁があって出演させてもらえて嬉しいなと思ってます。迫力ある緻密な絵柄でシリアスな展開もあるんだけど、結構ユーモアというか、ギャグっぽいとこもあるんですよね。画力の高さとシュールさがマッチしているところも好きだなと思っていました。(原作漫画での)ナレーションでボケていく感じもすごく面白いですよね。ドラマCDでは兜が担当していたので、音声で表現すると、もしかしたらよりポップな印象に持ってけるのかなぁ、とか勝手に想像していました。どういう風になるのか、完成版が楽しみです。
──彩くんについて、キャラクターの魅力や、演じていただく上で心がけられたことを教えてください。斉藤:最初に登場したときから浮世離れしている雰囲気があると思いきや、原作2巻まで読んでいくと、彼の人生の行きがかり上そうなってしまっただけで、元々は普通の感性を持っているような人なのかな、と個人的には思っていました。
だから、イビツみたいな本当にヤバいキャラではないんじゃないか、というところを、ネタバレしすぎずに上手く醸し出せるようにと考えてました。僕はもう、キャラだとダントツでイビツが好きなんです。たまに出てきていいとこで助けてくれるけど、敵でも味方でもなさそうな、ちょっとトリックスター的な感じの人が好きで。彩くんも最初の印象では、そっち系のキャラクターかなと思ったんですけど、読み進めていくと、そことは少し違う位相があるのかなと思いました。普通に喋っているようだけど違う位相が彼の中にある、みたいな雰囲気は残しておきたかったので、決めすぎないというか、その塩梅がうまく調節できていたらいいですね。
キャストトークでもお話しさせていただきましたが、彼のように重いものを僕は背負ってはいないけれど、でも、ああいう風に何かがうまくいかなかったことに対して、しかもそれは自分が選んだことではない、背負わされてしまったような苦しみって、すごく共感できる部分があるなぁと思いました。だから、もっとカッコよくしたりとか、もっとミステリアスにしたりとか、やろうと思えばできたかなとは思うんですが、彼は決して特別な人ではなくて、等身大の悩める人間として好きだなと思ったので、そう捉えた解釈で今回は臨ませていただきました。
──原作ファンの皆様もドラマCDをすごく楽しみにして下さっているので、最後に皆様に向けてのコメントをお願いいたします。斉藤:一読者としてもすごくワクワクさせていただいた作品にご縁あって出演することができたので、とても嬉しく光栄に思っております。今回は皆さんと別の収録だったので、最終的に音声版の「モンストアンドゴースト」がどんな作品になるのか、僕自身も楽しみにしております。本当に素敵な作品に出会うことができて嬉しいですし、ぜひ次もお会いしたいです。再三言っておりますが、彩くんは2巻が勝負なので、ドラマCD2巻をやらせてください! 次は皆と一緒に収録させてください!
ぜひ原作と合わせてドラマCDも繰り返し楽しんでもらえると幸いです。よろしくお願いします。
──ありがとうございました!