2023年04月19日

「悩ましい彼」凪良ゆう先生によるアフレコ後コメント

ドラマCD 「憎らしい彼 美しい彼3」
ぴかぴか(新しい)発売まであと2日!ぴかぴか(新しい)



本日は、凪良ゆう先生よりお寄せいただきました、
アフレコにご参加いただいてのご感想などを
お届けいたしますかわいい


--------------------------------------------------------------------------------------------



祝!!『美しい彼』シリーズ3作目『悩ましい彼』!
ということで昨年12月に都内某スタジオで行われた収録は、とてもリラックスしたムードでスタートしました。

このチームのなにがいいかと言うと、司令塔である郷田監督と脚本家の久礼野さんが『美しい彼』の世界観と、すべてのキャラクターを本当に深く理解してくれている、これに尽きると思います。昨今では珍しい3枚組というボリュームのドラマを、とんでもない細やかさで調整しながら、ブレることなく確実にゴールへと導いてくれるのです。ドラマCDというと声優さんにスポットが当たりがちですが、制作過程において監督と脚本家の力は大きいと毎回痛感します。それが3作目となるともう言わずもがなです。

そんな安定感抜群の土台の上に、小野友樹さんと斉藤壮馬さんが登場するのですから、もう良いものにならないはずがない。ええ、はい、素晴らしかったですとも!!ディスク1,2,3と語りが交代していく形式は変わらずですが、今回は平良と清居、それぞれの苦悩と挑戦の物語だった分、それぞれ心情への寄り添い方が半端ではなく、静かなる魂のシャウトが延々と続き、最後はもうおふたりの声帯が心配になるほどでした。おふたりの熱演に飲み込まれて、わたしはまたもや今回も落涙しました。原作者なんだから泣くなよと自分でも思いますが、あとで聞けば担当編集者さんも涙ぐんでいたそうです……。

そして今作のもうひとつの目玉であるお師匠さんふたり。前作『憎らしい彼』からの野口師匠役の森川智之さんと、上田師匠役の三木眞一郎さん!三木さんは前作でたった数言の登場だった分、「贅沢すぎてヤバい」「もったいないオバケが出るのでは?」と現場でもザワザワしていたので、今回、満を持しての登場となってわたしも感無量です(今作が出なかったら本当にただの三木さんの浪費で終わっていたので、『憎らしい彼』をお買い上げくださった皆さんには感謝してもしきれません。ありがとうございます!)

わたしにとって『美しい彼』は、あらゆる奇跡に満ちた作品です。「気持ち悪い攻めが好き」という、ただただ作者の萌え、それも当時のBL業界ではニッチすぎる萌えからはじまったお話が原作シリーズ四冊まで続き、コミカライズされ、テレビドラマになり、映画になり、そしてドラマCDもついには3作目となりました。すべて応援してくださったファンの皆さんのおかげです。今作『悩ましい彼』は、皆さんの期待に120%応えられる内容になっています。どうぞ隅々まで楽しんでください!


commented by 凪良ゆう


--------------------------------------------------------------------------------------------



静かなる魂のシャウトと凪良先生も語る
清居役・斉藤壮馬さんと平良役・小野友樹さんの
息のひとつひとつまでコントロールされた
精妙で内圧の高い熱演に、読者の皆様も
強く心を打たれ涙していただけるのではないでしょうか。

発売まであとわずか。どうぞ楽しみにお待ちいただけますように…!


YOUTUBでは試聴動画を公開中音楽


posted by Ginger Records at 20:21| 美しい彼シリーズ

2023年04月14日

「悩ましい彼」森川智之さん、三木眞一郎さんアフレコインタビュー

ドラマCD「悩ましい彼」
かわいい2023年4月21日(金)発売かわいい

発売まであと一週間!


本日は、清居と平良それぞれと相対する大人たち、
平良の師匠である売れっ子カメラマン・野口役 森川智之さん
清居が出演を熱望していた憧れの舞台演出家・上田役 三木眞一郎さん
おふたりのインタビューをお届けいたします!

■■森川智之さん■■


――収録を終わられてのご感想や、野口について前作との変化や、演じる上で気をつけた点、特に注力したポイントなどありましたら教えてください。

森川:特に今回は野口を演じていて、彼のキャラクターがとても活かされたものになっていると感じました。清居に対しても、平良に対しても核心をつく絡み方で、演じていてとても楽しかったです。気をつけた点は、説教臭くならないように彼の軽妙な口調をいかして、長セリフを言ったところでしょうか。

――メインキャラクターの清居と平良について、印象に残ったシーンやセリフなどがあれば教えてください。

森川:主人公二人の悩みや壁は、恋心、仕事、将来の夢や希望、不安など、誰もが持ち得るキーワードです。それに耳を傾け、時には深く、時には浅くかかわり、導いてやっていく野口とのシーンは。とても印象的でした。

――最後に発売を楽しみにお待ちいただいているファンの皆様へメッセージをお願いします。

森川:いつも応援してくれてありがとうございます。平良がどのようにカメラマンとして開眼したのか気になるところです。それを野口はどう受け止めるのか。次回がとても気になります。それまでは是非この作品を存分に楽しんでいただければと思います。

――ありがとうございました!

web_nk02.jpg

------------------------------------------------


■■三木眞一郎さん■■


――収録を終えて、作品の印象やご感想をお願いいたします。

三木:主役のふたり各々の個性が際立っていたのがすごく印象的でしたね。性格も立場も仕事も違うふたりが一緒にいる。それぞれにやりたいことがあって、そこを目指していく。その中で、お互いが刺激になったり、お互いがいるから先に進めるところは理想的じゃないかなと思いますね。本人たちがそれに気づかないと負担にしかならないから、しんどい思いもするんでしょうけど。でも、しんどいことに諦めないで先に行くって大事なことなので、そういうところが素敵だな思いました。

――上田を担当されてみて、いかがでしたでしょうか。

三木:演出家に対するイメージは人それぞれ違うと思います。十人いたら十人の個性があるわけで、みんながみんな、ひとりの演出家を思い浮かべるわけではない。そんな中で自分が感じる上田という演出家を、マイク前で声にしたときにどういう風に受け入れていただけるのかな、という懸念がありました。けれど、原作の凪良先生や音響監督に受け入れていただけたようで、よかったなと思っております。

――ちょっと怖いですけど、もっと知りたいと思えるような素敵なキャラクターでした!

三木:それはよかったです。嬉しいです。

――最後に発売を楽しみにお待ちいただいているファンの皆様へメッセージをお願いします。

三木:メインのふたりに対して、上田、野口とそれぞれに相対する大人たちが出てきて、彼らに刺激を与える展開になっております。今までのシリーズを聴いて、メインのふたりを見守ってくださっている皆さん、決してイジワルをするためにいるわけではありませんので(笑)、ぜひ彼らの成長をドキドキしながら聴き守っていただければ嬉しいなと思っております。損はさせない仕上がりになっておりますので、期待してお待ちください。よろしくお願いします。

――ありがとうございました!

web_nk03.jpg


------------------------------------------------

posted by Ginger Records at 16:00| 美しい彼シリーズ

2023年04月13日

「悩ましい彼」斉藤壮馬さん&小野友樹さんインタビュー

ドラマCD「悩ましい彼」
かわいい2023年4月21日(金)発売かわいい


\発売まであと8日!/
メイン.png


本日は、前作「憎らしい彼」と同様に3枚組という
ボリューミーかつ繊細で濃密な物語の収録を終えたばかりの
清居役 斉藤壮馬さん
平良役 小野友樹さん

おふたりのインタビューをお届けいたします!

----------------------------------------------

――収録を終えてのご感想をお願いいたします。

小野:一言で言うと「オワタ………」(笑)。二言で言うと、「終わった……。のか?」(笑)。というくらいに、ボリュームがありました。(台本3冊を手に)一冊の小説をCD3枚分にぎっしりぶち込んだ重さですよ。ちゃんと重いですもんね。それだけの量を駆け抜けたんだな、ということを今ぼんやりと思っています。

――斉藤さんはいかがでしたか?

斉藤:一言で言うなら、「もう筋肉痛」ですね。

小野:おっ、iPadでも?

斉藤:僕、左手に台本を持って収録するんですけど、けっこう右足を踏ん張る癖があって。特にディスク3は清居が芝居をしたり、久しぶりに平良と対話ができたり、感情の起伏が激しいシーンがあったので、左手と右足がちょっと筋肉痛になりました。それくらい気持ちが入った収録でしたね。早く完成版を聴きたいなと思えるくらい、今回も素晴らしい原作・脚本だったので、収録が楽しくて、終わったいまは寂しさもあります。そして……年末を感じますね(笑)。このシリーズは毎回、年末に収録することが多いんですが、今年もまたこうして年の瀬に収録が出来て嬉しかったなと思います。

――ご自身が演じられたキャラクターについて、前作までとの変化や、演じる上で気をつけた点などありましたら教えてください。

斉藤:良くも悪くも清居奏というひとは非常にストイックなんですよね。それは恋においてもそうだし、自分の仕事についてもそうだし、だからこそ色んなすれ違いが起きるんだなということが、改めてよくわかった今作だったと思います。第三者から見ると、もっと素直になったらいいのにと思うんですけど(笑)
清居も平良も、お互い良かれと思ったことが大体裏目に出てしまう。客観的にはいじらしいなと思いましたけど、いざ彼の声を演じるとなると結構大変でした。清居は軸には一貫性があるんですけど、表に出て見える部分については突然感があるじゃないですか。急にスネたり、急に自分は体重を増やせばいいんだって思いついたり。そこをどう演じればいいのかは模索した部分ではありました。
でも今回、特にディスク3を演じていて、清居の行動を勝手に僕の都合で成立するように考えすぎていたのかもって思ったんですよね。清居を外側から見過ぎていたというか。もっと人間って論理的じゃないし、傍から見るとなんで?と思っても本人にとっては筋が通っている、っていうこともいっぱいあるじゃないですか。なので今回は、「普通こうだよね」という視点で見たらチグハグ感がある言動や行動がいっぱい出てくるんですけど、そこにこそ清居の、そして人間の、『面白さ』みたいなところが表れてるのかなと思うので、その辺りに注目していただきたいと思います。

――小野さんはいかがでしたでしょうか。

小野:平良は野に放っちゃいけないやつだなと改めて感じました(笑)。こいつ、マジで……(笑)。

斉藤:野口さん、ほんとに引いてましたもんね(笑)。

小野:ほんとに! 演じれば演じるほどそれを感じつつ、だからこそ芸事とか芸術に携わる『ものがわかる』人たちから見ると如何にとんでもないものを持っているか、っていうことが、掘れば掘るほど見えてくる。清居が「自分もひと皮剥けたはずなのに、また詰められた」って言うだけのことはあるなと。しかも本人は何もわかってないままやれちゃうので。
ラブシーンもですけど、本当にやべぇ奴だなと……(笑)。

――あのラブシーンは監督も「すごかったね」とおっしゃってました!

小野:それはよかったです。……にしても、だろ!(笑)「大丈夫? ごめんね?」って言うけど……。

斉藤:全然引く気なしでしょって(笑)。

小野:でも、そのやばさは平良の一貫してある部分なので、(この演技で)大丈夫かな?と一瞬頭をよぎるものの、そこはもう、演るしかないなって、進んでいきました。そんな中で、ひとつ安心できるシーンは、キングからの言葉を賜れた瞬間の嬉しさ100%の平良。ここにこそ(一作目から)全くブレのない一貫性を感じるので、ある意味そのシーンがくると安心するようになりました僕は(笑)。

斉藤:ここに戻ってくればいいんだ、みたいな(笑)。

小野:そうそう、本当に(笑)。そこはある意味、平良との一致ですよね。その為に生きているという思いで、今回、演じました。

――それ以外にも、ディスク2で個展を開催する決意をするシーン等、本作では平良を演じる小野さんに引き込まれるシーンが多々ありました。

小野:マイク前で、気持ちがぐっと入っても号泣することはそうそうないんですけど、今回は気づいたら「うわーっ」……みたいな。セリフがちゃんと音になってるのかどうかわからないくらいの、本当に奥のほうでの嗚咽みたいなものが混じってしまって。

斉藤:本当に素敵でした。

小野:よかった。

――お相手のキャラクターについて、一緒に演じられてのご感想・印象に残ったシーンなど教えてください。

斉藤:清居に共感するところはありつつも、僕は平良の視点で物語を追っていました。例えば、清居としての僕は慮れよ!ってツッコんでるんですけど、僕個人としてはどっちかっていうと平良の「あ、じゃあ、もう身を引くしかないんですね」みたいな感じが妙にわかっちゃうなとか(笑)。平良のことをみんなヤバい奴って言ってますけど、自分はあまりそう思えないんですよね。

小野:おお〜っ、危ないぞ?(笑)

斉藤:マジョリティから見ればちょっと変わった考え方をしてる部分が他のひととのギャップを生んでいて面白いし、キュートなところだと感じます。
そういう視点からいうと、今回、イベントのときに「清居ー!」って叫ぶシーンの小野さんの演技がめちゃくちゃ絶妙で……。

小野:ははは。

斉藤:あそこですごい叫べてたら「平良?」ってなるんだけど、そうじゃなくて。絶対この人、普段大きい声を出してないだろ、っていう芝居ですよね、あれは。

小野:そうそう。俺自身は、声を張れちゃう喉だからね。だから、「どうかな!?」って思いながら「ままよ!!」って演じてみたんですけど。

斉藤:最高でした。めちゃくちゃ可愛かったです。それは清居も泣くわってなりました。

小野:よかったー!

斉藤:あそこ、本当にすごいですよね。可愛さもカッコ良さもあって。あそこで僕は一番異常性を感じたんです。だって急に、ですよ。

小野:そう(深く頷く)。でも「愛してるー!」って叫びながらも、おとなしく連れ出されてくっていう(笑)

斉藤:いろんな感情が喚起させられるシーンで、すごく好きでした。

――小野さんから見て、斉藤さんの演技で印象に残っているシーンは?

小野:コレなんだよな……一番、もう、グワッってきたのはですね…………ディスク3の47ページ!

一同:(台本探す)

――ラブシーンですね。

小野:この「はいっ、た…」ていう壮馬が、めちゃ可愛い……。

斉藤:(爆笑)嬉しい。ちょっとそこは追及しました。

小野:そうだったの!?

斉藤:どのくらいの大きさのものが入っているのかを。やっぱり腹から声を出せない状況なのかなと……。

小野:お〜、確かに……。

斉藤:だから(腹から)上だけで「はいった…」っていう…。

小野:それそれそれそれ〜!!!! ここはほんと、伝わりました! 勉強になりました!

斉藤:よかったです、僕もこだわりポイントだったので。

小野:あとメッセージが来た来ないっていう話で、清居がメッセージが来て「(平良からの)言い訳か?」って思ったら、「あ、母さんか」っていう(笑)。2コマ落ちがすごく可愛らしくて(笑)。

斉藤:清居さん、これ系が多いですよね(笑)。

――最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。

小野:「美しい彼」シリーズのドラマCDも3作目になりました!ありがとうございます! 
平良について言葉にするのは難しいんですけど、演じていてここまで苦しいキャラクターってなかなかなくて。基本は演じることが好きでこの世界に楽しく生きているはずなのに、平良を演じる際には物理的にも心情的にも、潜って潜ってひねり出している言葉をずっと紡いでいる感覚があるんですよね。だからこそ、ほかでは聴けない僕の声がきっと聴けているんじゃないかなと思います。
僕としても新しい扉にチャレンジできてすごく嬉しいですし、皆さんにも楽しんでいただけていたら嬉しいなと思います。
次は「4」で、お会いできることを信じて! ありがとうございました!

斉藤:今回もキャストとして参加させていただけて非常に嬉しく思っています。今回は清居と平良それぞれが自分の師となるひととの関係を通して、人間的にも仕事人としても成長や変化がある回で、清居を演じる上で、結構もどかしさを感じていました。
そのもどかしさから解放されたら、ふたりはどうなるのか。ということが、ディスク3で非常にたっぷりと収録されています! ですので、そこまでのドラマも含めてぜひ繰り返し楽しんでいただきたいです。
平良も、清居の気持ちを一回汲み取ろうとしてくれたりとか清居に伝わるように喋ろうとか、かなり変化の兆しを見せているので、この後のふたりの、ゆっくりではあるだろうけれど歩み寄っていく先が見たいなと、いち作品のファンとして思ってます。
ぜひ原作とあわせて楽しんでいただいて、また次回作でお会い出来たら嬉しいなと思います。よろしくお願いいたします。

――ありがとうございました!

web_nk01.jpg



明日は、
野口役・森川智之さん&上田役・三木眞一郎さん
インタビューをお届けいたします!
どうぞお楽しみに!
posted by Ginger Records at 15:00| 美しい彼シリーズ