ドラマCD「恋も過ぎれば」
●STORY●
家具職人の蘇芳は、イベント会場で革職人の白川に出会う。天然で人たらし。誰とでも距離感が近い白川に惹かれつつも翻弄されるクールな年下男子・蘇芳。触れられるのに掴めない白川の本意は?
大人気シリーズ「恋が落ちたら」スピンオフ!
家具職人×革職人が恋を知る。
もどかしく柔らかい彼らの恋&恋人になったふたりのアフターストーリーを2枚組でたっぷり音声化!
●原作●
上田アキ(コアマガジン刊 drap COMICS DX)
●出演●
平川大輔、阿座上洋平、興津和幸、堀内賢雄、他
●仕様●
《通常盤》本編CD2枚組
《こいぷにedition》本編CD2枚組+特典小冊子+特典CD1枚
ドラマCD「恋も過ぎれば」特設サイト
特装版『こいぷにedition』は、
上田アキ先生描きおろし漫画11ページ掲載小冊子&
『こいがぷにたら』&ラブラブなショートストーリーを音声化した60分越えの大ボリューム!
\アフレコインタビュー第1弾!/
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●白川清役 平川大輔さん
●滝沢蘇芳役 阿座上洋平さん
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――まずは収録を終えてのお気持ちをお聞かせください。
平川:前作(「恋が満ちたら」)に出演させていただいた時は、もしかして(菱本さんの)恋のライバルになってしまうんじゃないのかという雰囲気もなきにしもあらずでしたが、メインキャラクターとして登場した今回の作品では、白川のまた新たな面をたくさん見ることができました。
原作のページをめくっていく度にすごく楽しくて、音声化した時に自分がどうやってお芝居で紡いでいけるだろう……と、うんうん考えながら現場に来たのですが、実際に収録を始めてみたら、阿座上くんにいいパスを投げてもらって、それを受け取らせてもらって返したら自然と出せたという感覚でした。マイク前に立ってからはあまり迷いがなく、すんなりいけそうと思えるような現場で、とにかくお芝居するのがとても楽しかったです。阿座上くんありがとう。
阿座上:いえ、こちらこそです。恐れ多い!
――阿座上さんはいかがでしたでしょうか。
阿座上:劇的な出会いやドラマチックな展開というよりも、お互いを思い合ってるが故に生まれてしまう焦れったい気持ちや繊細な心の機微の描き方に、大人の恋愛観を感じる作品でした。白川さんの優しい雰囲気にどんどん蘇芳の心がほぐされていく流れでは、僕自身の勝手な感覚なんですが、平川さんのお芝居を受けて心が開かれていったような気がしています。でも、これはなかなか出来ることじゃないですし、平川さんならではの雰囲気なんだなと感じました。平川さんが持ってる優しい雰囲気が、白川を通じて届いてるような気がして、それはスキルとして学べるとか盗めるものではないなと。これが平川さんの素敵なところなんだというのを、役者として噛み締めた収録でした。
平川:恥ずかしい(笑)。
――次に演じられたキャラクターについて、演じる上で心がけたことやぜひ聞いてほしいというところがありましたらお聞かせください。
平川:前作にも登場しているので、その時の雰囲気は崩してはいけないなと気にしていたところもありましたが、今回は彼の内面に迫るお話だったので、一枚一枚と薄皮をめくっていくように、彼の人となりや考えていることが見えてきました。蘇芳に対しての心情、感情もだんだん盛り上がっていって、カップルになった後は伊瀬さんと菱本さんのカップルに負けないぐらいのラブラブっぷりを見せてくるシーンも出てくるので、蘇芳への気持ちが高ぶっていく中で、声の発し方もちょっと変わってくるところもあるんじゃないかなということを考えながら取り組ませていただきました。
なので、自分の中では「このキャラクターはこういう声だから」みたいなことはあまり気にしすぎず、気持ちのままに発したい音を発する、もちろんその気持ちはキャラクターとしての気持ちではあるんですけど、そういうふうにトライさせていただいたので、ある意味むき出しの感情から出た音をお芝居とあわせて聞いていただけると嬉しいなぁと思います。
――阿座上さんはいかがでしたでしょうか。
阿座上:コミュニケーションがあまり得意ではないし言葉選びもそこまで上手ではない蘇芳が、白川さんと触れ合ってどれだけ心を開いていくのか、また、他人に対してどこまで素直になっていくのか、という成長が描かれていたので、序盤と終盤では喋り方も変わったんじゃないかなと思います。
あと、菱本さんと伊瀬くんが現れて、自分と白川さん以外のコミュニティと触れ合っていくときも、彼の立ち位置やバランスを整えながら演じていました。
――次に、お相手が演じられたキャラクターについて、印象的なセリフや、特に注目してほしい聴きどころなどがありましたら教えてください。
平川:原作を読んでいらっしゃる方は、蘇芳のビジュアル面の魅力はもちろんのこと、彼のハートの素敵さをよくご存じかと思いますが、そこを的確に音声にしていく阿座上くんの芝居がすごく素敵でした。キャラクターについてはもう言わずもがなですけれども、個人的に僕がもうたまらなくキュンときたのが、お互いに「好きだ」と告白をした後、蘇芳がたどたどしく「ありが、とう…ござい、ます」みたいな急に敬語になるところですね。そこの阿座上くんのお芝居が僕には最強に刺さりました(笑)。
阿座上:嬉しい(笑)。
平川:すごくキュンときたんですよね。なので皆さんにもきっとそれが届くんではないかと思います。これはやられるぜって思いました。すごく素敵でした。
阿座上:ありがとうございます。
――阿座上さんは平川さんの演技を聴いていかがでしたでしょうか。
阿座上:ドラマCDって、シーンごと、シチュエーションごと、心境とか立ち位置とか色んなものを考慮しながら、声のお芝居だけで届けないといけないところが奥深くて難しいんですけど、平川さんは「今どこで喋ってるのか」とか「今どういう体勢なのか」とかが手に取るようにわかるんです。僕はタブレットを使って漫画を横に表示しながら演技してるんですけど、平川さんは漫画を読み込んで体に落とし込んで演じられているので、すごく演じやすかったですね。特にベッドシーンは、やはり長年出られてきた方のお芝居だなぁって。ドラマCDをたくさん聴かれているファンの皆さんはきっと僕よりもわかってるでしょうけど、いま一度そのスキルや巧みさを確かめて味わってほしいなと思います。
平川:ハードルが上がるって(笑)。
阿座上:いやいやもう簡単に超えますよ。ぴょーんと。
平川:でも、動きをつけてセリフを発すると、ちゃんと阿座上くんもつけて返してくださるんですよ。起き上がるのを引っ張り上げたとか、僕が引っ張り上げられるとその後ちゃんと支える息を入れてくれるとか。別に打ち合わせも何もしてないんですけれども、そういうことを自然にやってくださるから、お互いに気持ちも乗ってくるし、お芝居しやすいし、楽しいし。本当に相乗効果というか、お互いの助け合いだと思います。聴いてくださって、受けてくださるのがすごく嬉しいです。
阿座上:こちらこそです。
――今回は特装版「こいぷにedition」では、伊瀬くんと菱本さんとのお話も色々と収録しているので、楽しみにしてくださっている読者の皆様に聴いて欲しいポイントなどがありましたらお願いします。
平川:(伊瀬くんと菱本さん)二人はもう盤石なカップルで、ラブラブっぷりがもう限界突破なんだろうと思うんですけれども、お互いを尊重し合っていたり尊敬し合っていたりするところも、ちゃんと見えてくるシーンがありますので、そういったところはもちろん皆さんに聞いていただきたいなと思いますし、”ぷに体型”の表現に我々がいかに挑戦したか、というところも聴いていただけたら。興津くんのバランスが最高ですので!
阿座上:すごいっすよね! きっと、原作を読んでいる方のイメージに的確にピントを合わせて、ちっちゃくなった表現をされているんだなってのがわかりましたね。
平川:さすがです。賢雄さんももちろん、ダンディーな菱本さんを残しつつ、「じゃあ、どこまでやるか」、「どこまでを相手に任せるか」と、絶妙な塩梅で演じていらっしゃいますので、そこに我々がどう絡んでいくのかというところも、楽しみにしていただけたらと思います。
阿座上:蘇芳としては、関係が完成されてる伊瀬くんと菱本さんから学ぶことがあるんだろうなと思っているだろうし、完成されてる二人だからこそ、これまでどんなことで喧嘩したり悩んだりしたんだろう、と知りたくなる関係性だなと思いました。
興津さんはBLCDでも他の現場でもお世話になっている先輩で、賢雄さんは吹き替えの現場でもつい最近ご一緒したところです。賢雄さんがドラマCDに出演されているのは聞いてましたけど、どんな感じで演じられてるんだろうなって思っていたら、想像以上の渋みと、でも可愛げもちゃんと残されていて…。こう来るんだろうなと想像していたセリフが「そういう言い方なんだ」と驚かされたり、でもそれで成立してるところも含めてすごかったですね。新鮮な思いで耳を澄ませていました。
――最後に、発売を楽しみにお待ちいただいているファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
平川:「恋も過ぎれば」いよいよお届けできることになりました。
今回の収録に合わせて原作を読ませていただいたら、本当に素敵な絵、素敵なストーリー、描写で、どの瞬間を切り取って絵にするかが、僕の中では刺さりまくりでした。「ここをこの角度から!」という描き方が僕の感性にすごく響く作品で、読むのがとても楽しかったです。作品自体もすごく面白くて幸せな気持ちになりましたし、そのような作品の音声化を任せていただけるのは幸せなことだなと思いつつも、責任感で緊張しながら現場に入ったんですが、阿座上くんをはじめ、共演してくださる方々のおかげで素敵な現場環境も作っていただきましたし、スタッフさんも色んな質問に的確に答えてくださいました。自分としては久しぶりのBLだったんですけれども、本当に精一杯の力で臨ませていただいたつもりでおります。原作の魅力を少しでも皆さんにお届けできればと頑張って収録させていただきましたので、ぜひ聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします
阿座上:「恋が落ちたら」「恋が満ちたら」と続いてきたシリーズに、今作から参加させていただきました。続編を作れるっていうのは当たり前のことではないので、本当にたくさんのファンの方が、作品を好きで、その好きをちゃんと形にして届けて残して繋いでくださったから、この「恋も過ぎれば」という作品まで辿り着けたんだなというのを噛み締めつつ、原作を最後まで読ませていただきました。絵も素敵だし、人と人の心の距離感という普遍的なテーマではあるけど、大人ならではの焦れったい思いがとても伝わってきて、これはたくさんのファンがいらっしゃる作品だなというのがとてもよく分かりました。プレッシャーもありましたが、平川さんや皆さんのおかげでいい作品になったんじゃないかなと思います。ぜひこれからも応援をよろしくお願いいたします。
――ありがとうございました!

