ドラマCD「親愛なるジーンへ1」
2024年6月28日発売
*.。.*゚発売まであと1ヶ月*.。.*゚
*.。.*゚発売まであと1ヶ月*.。.*゚
ニューヨークの堅物弁護士・トレヴァーと
孤独な元・アーミッシュの青年ジーン。
『ラムスプリンガの情景』へとつながる、もう一つの愛の物語。
『親愛なるジーンへ』1巻&2巻、さらに完結記念小冊子の内容まで収録し
ドラマCD2枚組✕二ヶ月連続リリースいたします!!
ジーン・ウォーカー役 村瀬歩さん
トレヴァー・エドワーズ役:森川智之さん
本日は、第一巻の収録を終えての
村瀬歩さん&森川智之さんのインタビューをお届けいたします。
インタビューでは、作品の深い魅力についてはもちろんのこと、
お互いのお芝居の魅力についてもたくさん語っていただきました
----------------------------------
──まず、原作を読んでのご感想や収録を終えてのお気持ちをお聞かせください
村瀬:作品のテーマのひとつとしてセクシャリティについても描かれていますが、当時はLGBTと言う言葉もなくて、今よりもっと差別の目もあった時代であったことが作品を読んでいても伝わってきました。吾妻先生がいろんなことを調べられて熱をこめて描かれてるんだろうなぁと想像しながら、大事に読ませていただきました。
森川:舞台になっている1973年のアメリカって、ちょうどベトナム戦争が終わって反戦ムードになって、時代の転換期のような時代ですよね。僕はもうすでに生まれてた頃なので、そういう意味では親近感もありました。キャラクターだけでなく、時代背景も含めて素晴らしく作り上げられた原作だったので、作品に没入できて楽しかったです。テーマがしっかりしているからこそ考えせられることもあって、多角的に楽しむことができました。
──ジーンについて、演じていただいてのご感想や心がけられた点など教えてください
村瀬:ジーンはアンビバレンツな気持ちを持っているんですよね。故郷を出ると自分で決心したけど後ろ髪をひかれる思いもあって。ときどき思い出してしまったり、ちょっと揺れ動いちゃったり、人間としてわかるよなってところもたくさんありました。
でも彼自身がいま感じている気持ちは嘘じゃないし、彼の視点からは、楽しみとか、葛藤とか、怒りとか、いろんな気持ちが一つ一つ芽生えて覚えていく様を色鮮やかに感じることが出来たので、そこを大事にしようって思いました。
──続いて、トレヴァーについて、演じていただいてのご感想や心がけられた点など教えてください
森川:トレヴァーは死角のない敏腕弁護士なのかなと思いきや、大切な書類を落としてしまうっていう(笑)でも、そこから始まる出会いが運命的でしたね。
彼が元々持っている性質や気持ちとの向き合い方として、抱えているものや背負い込んでいるものを上手く押し留めて隠せるよう、いろんな鎧を身に着けて演じていました。ただ、あまりわかりやすく演じると、押しつけられているように聞こえて逆につまらないので、聞いている人が感じ取れるような演技になっているといいなと思います。
──トレヴァーが押し留めた気持ちや表情まで感じ取れるような、素敵な演技だったと思います。そんな中、特に音響監督からは「吐く演技がうますぎる」とのコメントも出ていました(笑)
村瀬:たしかに!
森川:僕も本当に吐いちゃうかと思いました(笑)危うく先生からいただいたお菓子が(笑)
──森川さんが演じるトレヴァーについて、村瀬さんが感じられた魅力など教えてください。
村瀬:トレヴァーはいろんなことが出来てスマートに生きている風に見えるのに、ジーン的には最初の電話のシーンから、アレ?のぞいちゃいけない面を見ちゃった?という印象でした。小さいときに痛みを感じて育っているから、自分で上手に蓋をして隠して生きている。でも蓋をしている屈折した部分が、たまにピュッとのぞいた瞬間とか、そういうところの表現が、あっ!すごい!やっぱり素晴らしい役者さんだ!と思いましたし、聞いていてすごく楽しかったです。お芝居も引っ張っていただきましたし、森川さんが演じられたことでより素敵なキャラクターになっていると思いました。
森川:いやあ〜嬉しい!
村瀬:おおらかな役でご一緒することが多かったので、こんな神経質でちょっと嫌味にも捉えられるキャラクターは新鮮でした。視聴者目線で、森川さんはどんな役でもできるんだなぁってなんて思っちゃいました(笑)
──村瀬さんが演じるジーンについて、森川さんが感じられた魅力など教えてください。
森川:アーミッシュの村という特別な場所から外の世界に踏み出して、なにも知らない状態から吸収して覚えていってって、そんな風に経験をゼロから積み上げていく演技はなかなかすごいなって。僕なんかできないんで。
村瀬:いやいや!
森川:僕がやると、分別くさくなっちゃうと思います。ものを覚えていくのはこうやって覚えていくんですよね、まっさらな役ってってこうですよね、って。そうじゃないんですよね。
村瀬くんが持っている透明感のある声と、ゼロベースからどんどん変わっていく表現が、ほんとにすごいなって。収録が進むごとにすごいところに立ち会っているなと感じました。
村瀬:(照れ笑い)
森川:今日の収録では、誘われるシーンとかあるわけですよ。ついさっきまではなにも知らなかったジーンに(笑)でもそれは、対等の恋人同士になれているってことですから。ゼロからそういう状態まで演技の中でちゃんと持っていけているのは、さすがですね。
村瀬:恐縮です。照れますね…。
森川:あと英語でのセリフもね、彼じゃなきゃできないですから。
村瀬:いやいやそんな…。英語は喋ることはできてもお芝居はできないので、そこは難しいなと思いました。でも褒められると嬉しいです!ありがとうございます!
──最後に、ドラマCDの発売を楽しみにお待ち下さっているファンの皆様へメッセージをお願いします。
村瀬:あらためまして、ジーン・ウォーカー役の村瀬歩です。
「ラムスプリンガの情景」から参加させていただいて、まさかこんな壮大なストーリーに関われる日がくるとは、と、とても嬉しく思っております。
テーマのひとつとして扱われている人間の特性やセクシャリティのことは、いまの時代ではクローズアップされていますけど、クローズアップされる前から、実は身近にいろんな人がいたんですよね。作品の中で『ノーマルピープル』って印象的な言葉がありますが、ノーマルピープルがただ知らなかっただけで。セクシャリティの問題だけじゃなく、いろんな問題を抱えながら生きてる人たちがいるんだと、あらためて考えるきっかけになりました。
人の一生が丁寧に描かれてたとても面白い作品で、僕らも魂をこめて演じさせていただきましたので、ドラマCDの発売も楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
森川:村瀬くんが全部言ってくれましたね(笑)
声を担当する者からすると、本当にとても演じがいのある役を僕らふたりでやらせていただきました。いま持っているもの全てを出しきれたので、きっと素晴らしいドラマCDになっていると思います。原作ととも楽しんでいただければ嬉しいです。
この後に2巻の収録もありますので、このモチベーションのまま素晴らしい世界を走り抜けたいなと思っています!
──ありがとうございました!
村瀬さん&森川さんが作品の世界観に寄り添い
繊細な演技を積み重ねて作り上げて下さったジーンとトレヴァーの物語。
そのはじまりとなるシーンを、ドラマCD発売に先駆けてワントラック試聴公開中です
1970年代を生きる彼らの息遣いや体温をすぐそばに感じられるような
雪の降るニューヨークでの出会いのシーン
インタビューと合わせてぜひチェックしていただけると嬉しいです!!
タグ:親愛なるジーンへ
