2023年11月02日

「偏愛ドラマティック・モンスター」野島健児さん&熊谷健太郎さんインタビュー

ドラマCD「偏愛ドラマティック・モンスター」
ひらめき2023年11月24日発売ひらめき

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自称ディルド cv 熊谷健太郎
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限界社畜リーマン cv 野島健児
押しかけ♡ ひとつ屋根の下でのご奉仕ライフ♡♡♡


三日月「あなたに恩返しにきました」と、
夜中に急にやって来たのは、自称ディルド(推定:20代前半♂)。
どう見ても不審者。だけど、激務による疲労で意識がもうろうとした朝彦は
『幻覚かな?』と一旦寝てしまい―――……


ハルモト紺先生が描く、#ディルドの恩返し こと
お世話好き♡な自称ディルド×限界リーマンの半同棲(?)ラブコメ黒ハート
「偏愛ドラマティック・モンスター」を音声化!!ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

本日は、
真面目ゆえに社畜なサラリーマンである朝彦役・野島健児さん
自称ディルドの謎の青年役・熊谷健太郎さん
収録を終えたばかりのお二人のインタビューをお届けいたしまするんるん

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──収録を終えてのご感想をお願いいたします。

熊谷:朝彦さん役の野島さんとこうして横並びで掛け合いさせていただくのは初めてだったのですが、安心感に包まれながら楽しく収録させていただきました。

野島:収録が終わってひとまずホッとしています。今回は、熊谷さんとは初めてがっつり組むということで、どんな風にお芝居を一緒に作っていけるんだろうと、もちろん不安もあったんですけど、テストのときからイメージした通りのキャラクターだったので、これなら間違いなく楽しく最後まで駆け抜けていけるなと思いました。現場の雰囲気もあたたかくて、とてもリラックスして収録させていただいて──……生まれてはじめてディルドって言いました(笑)

一同:(爆笑)

──原作を読んでみてのご感想や、ご自身が演じられたキャラクターについての印象、また、演じられてのご感想を教えてください。

熊谷:まず、タイトルの『モンスター』の部分が気になりました。爽一郎はなかなか普通ではない行動はするんですけど、それでも最初は、爽一郎のどこがモンスターなんだろう? (モンスターなのは)爽一郎じゃないのかも? とも思いながら読み進めていました。お話が進むにつれ、無理やり背負わされた重荷に押しつぶされそうになっている爽一郎の、自分自身が大切と思えた対象に対しての妄執というか、すごい執着心が見えてきて、ゾクッとしました。愛に飢え、認められることにも飢えていた爽一郎なので、ラストで朝彦と気持ちが繋がったときにはカタルシスを感じられました。そこから序盤の彼の姿を振り返ると、かつての”こうじゃなきゃいけない”と押し込められていた場所から解き放たれた、本心から楽しんでいる生き生きとした姿なんだなと思えて、より彼を好きになりましたね。

──野島さんはいかがでしょうか。

野島:朝彦は真面目で、真面目と言えばどちらかと言うと熊谷さんのほうがすっごい真面目で見識深くて……。

熊谷:いやいや!勘弁して下さい!(照れ笑い)

野島:でも、突然家に来た人物なんて絶対に受け入れちゃだめじゃないですか。眠いにしろ疲れていたにしろ、完全にアウト!(笑)でも彼を受け入れたってことは、彼にも魅力がある、どこか目が離せないところがあったんですよね。じゃあそれはどこなんだろうと思って原作を読んでいました。
彼は朝彦と同じような悩みを持っていたり、お互い目を逸していたことに対してちゃんと向き合っていくスタンスが近いところもあるんですが、自分としては、それだけじゃないんじゃないかなって。爽一郎は根っこがすごく純粋ですよね、だからこそなんでも一生懸命だし、朝彦も笑顔になれるのかなって思いました。そんな純粋性が彼の一番魅力だと感じたので、朝彦を演じる中での主軸にしていこうと考えていたら、熊谷さんも純粋な部分をバシバシと出してくれたので、良いところを足がかりにしながら演じられたなと思っています。

──そんな風に野島さんが演じられた朝彦さんについて、一緒に演じられた熊谷さんはいかがでしたか。

熊谷:朝彦さんって、他の社員や同僚からとっつきづらいと思われてるところがあるじゃないですか。内心では、部下のことをちゃんと考えている優しい人なんですけど、他人から見るとそれはわからなくて、特に序盤での部下との会話を聴いてると、あの人は怖いんだなって感じると思うんです。でも、爽一郎のように朝彦に優しくされた過去があって彼は優しい人だと知っている目線でいると、朝彦のセリフは痛くないし棘がない、絶妙なラインだなと僕は感じました。そういったところからも繊細に動く彼の心の動きがみえるなあと思いましたし、なんて一緒にお芝居しやすいんだって思いながら収録していました。

──熊谷さんが感じられた朝彦の態度やニュアンスについては、野島さんも意識されていましたか?

野島:朝彦自身は、根本的には穏やかで優しくあろうとしている人で、仕事が忙しかったり真面目な部分が冷たくみえてしまうだけなんですよね。
僕は、冷たくみせるシーンでは、冷たくしなきゃ!と思って一生懸命頑張るんですけど、優しすぎるって言われてしまうことが多いんです。あえて自分の中の悪意を出さないと冷たくなれなくて…。なので、序盤の朝彦を演じる上では、あくまで自分の中での演出としてですが、悪意を足しながら演じたところはあります。難しい塩梅ではありました。

──そのような緻密な演出があったからこそ、朝彦の心情の複雑さや変化が音声でも感じられるのだと思います。

野島:朝彦は不器用なところがありますけど、二人の関わりが進むうちに、だんだんちゃんとした上司になれてるんですよね。上司としての彼の成長や変化まで表されていて、すごく精密に作られている原作だなと感じましたし、そういった意味では役として掴みやすい作品でもありました。

──『自称:ディルド』として朝彦のお世話をする鈴木のように、身近な家電や愛用品などで擬人化してほしいものはありますか?

野島:例えば、かの有名な喋る車とかですよね。うちの父が演じていたような(笑)

熊谷:なるほど!(笑)
擬人化ってことは人格があるんですよね。だとしたら喧嘩しちゃいそうだな……。

野島:どうして?

熊谷:もし車だったとしたら「こっちの道が早い」「いや、景色がいいからあっちから行きたい」みたいな意見のぶつかり合いが発生しそうじゃないですか。

野島:あはははは。従順とは限らないもんね。

熊谷:そうですよ! かと言って従順すぎるとそれってどうなのって思っちゃうし…。うーーーーーん…………(熟考)。思い浮かばない!!

野島:意外と何気ないものでいいんじゃない? 僕の場合は玄関のインターホンかな。
誰かが来たら「やばそうな人だから追い払っておきました」とか、宅配が来たら「あと何分後くらいに帰ってきます」って伝えてくれるとか。

熊谷:めちゃくちゃいいですね!

野島:でもあんまりフランクだと、道行くおじいちゃんとかとずっと喋ってそうだよね。

熊谷:それも微笑ましくていいじゃないですか(笑)じゃあ僕もインターホンで!

──最後に、楽しみにお待ちいただいているファンの皆様にメッセージをお願いいたします。

熊谷:一見無愛想で不器用な朝彦さんと、掴みどころがないと言うか得体の知れない爽一郎の組み合わせです。引き込まれるような会話のテンポ感だったり、コメディとの落差だったり、一辺倒じゃない楽しみがある原作ですので、キャスト、スタッフ、力を合わせて、原作の魅力、そしてドラマCDならではの魅力を最大限お伝えできるよう、楽しく参加させていただきました。ドラマCDには原作にはないセリフも追加されているのですが、それも原作があってこそのセリフですので、原作と合わせてお楽しみいただけたら幸いです。

野島:原作ファンの方には間違いなく楽しんでもらえる作品になっていると思います。まだ原作を読んでいない方も、何気ないコメディかなと思って聴いていると、中盤にどんでん返しの面白みもあって、楽しんでいただけるんじゃないかと思います。
原作を読んでいる方はおわかりでしょうけど、聴いている方の心のどこかに突き刺さるセリフや思いがある作品でもあります。楽しみながら、笑いながらも、最後はどこか心が動かされる、そんな作品になっていますので、ぜひ聴いていただけたら嬉しいです。

──ありがとうございました!

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posted by Ginger Records at 18:45| 偏愛ドラマティック・モンスター