ドラマCD「かしこまりました、デスティニー -Answer-」発売まであと2週間!
宮内にどうか、どうか幸せになって欲しい!そう願ってしまうWebCM、ご覧いただけましたでしょうか?新キャラクター、南雲聖(CV:新垣樽助さん)とハジメ(CV:榎木淳弥さん)のボイスも初公開しておりますので、ぜひお聴きくださいませ♪
今日は宮内役の興津和幸さん、久藤役の前野智昭さんのロングインタビューをご紹介いたします!
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――収録を終えての感想をお願いいたします。
興津:楽しかったです。とっても超大作なお話で、内容も繊細で、それぞれの人間関係がとても複雑に絡み合っておりますので、とてもやり甲斐のある作品でした。
前野:2枚組でボリュームたっぷりな収録だったんですけど、すごく楽しかったです。キャラクター同士の繊細な気持ちの揺れ動きが非常にわかりやすい作品だったので、演じていて楽しかったです。気になる新キャラクターも増えて、まだまだ引き続きこの作品を演じていきたいなとあらためて感じた収録でした。
――ご自身が演じたキャラクターについて印象に残ったことはありますか?
興津:僕はですね、ハジメちゃんが宮内に『これが運命ですか』って聞くんですよ。
前野:聞きますね。宮内が久藤を助けにきたときですね。
興津:ね。そして答えを、宮内が言うところにぐっときましたね。運命についてずっと考え続けていた宮内がついに答えを言うんですよ。印象的でした。
前野:今回、宮内がやっと完全に心を開いて許してくれるんですけども、宮内の一言一言に対して、久藤が軽く動揺してしまったり顔が赤くなったりするところですね。そういう久藤はかわいいなぁって前から思ってたんですけど、今回もそんなシーンを演じてみて、あらためてかわいいなと思いました。
興津:かわいいですか。
前野:かわいいですね。……あ、宮内もかわいいですよもちろん!宮内かわいいですけど、久藤もね。
興津:久藤かわいいですよ。わかりやすくて、とてもかわいい。
前野:やんちゃな顔してるけど純粋だなぁって思います。
――お相手のキャラクターについて印象に残ったことはありますか?
興津:うるさいですね(笑)
前野:うるさいですか!?
興津:久藤うるさいんですよ(笑)でも、いると楽しくなる。
前野:ああ〜。
興津:収録してても久藤がやってくるとみんな楽しくなる。太郎さんは別格なんだけど。
前野:まぁ別格ですね。
興津:太郎パパはちょっと別格なんですけど(笑)やっぱり久藤さんがいるとフワッって明るくなるんですよね。楽しくなる感じが、素敵だなと思います。
前野:宮内は、ほっといても一人でいろいろ完璧にこなしちゃうんですけど、でもやっぱりほっとけないっていうところが、すごく印象的なキャラクターだなって。今回もあらためて思いましたね。
――結婚式の収録はいかがでしたか?
興津:いやぁ〜!結婚式しましたよ!
前野:そうですねぇ。なかなかないですよ。こういうジャンルの作品で結婚式が描かれるというのは。
興津:誓いの言葉を述べたんですけど、久藤さんのセリフには『わたくし』ってふりがながついてるのに、宮内のセリフにはふりがながなくて。
前野:試されてましたね。
興津:これは『わたし』でいいのか、いやでも新郎が『わたくし』って言ってるのにもうひとりの新郎が…。
前野:もうひとりの片割れの新郎がね。
興津:そう、これから2人で夫夫として共に歩んでいくのに、ここで間違ったらずっとちぐはぐになると思って。
前野:もうだめ。だめです。もう離婚ですよ。
興津:(笑)しっかり、『わたくし』と。久藤さんについていこうと思って、『わたくし』って言いました。
前野:間違ってなかったです。
興津:最初が大事だと思って。
前野:僕は誓いの言葉のときに「もう少しためて」っていう風な演出をいただいて、ためてやらせていただきました。緊張して早口になっちゃったりするのかなぁとか、一般的な勝手な想像でやらせていただいたら(笑)ちょっとやっぱりそこは…っていうことだったので。
興津:指輪の交換ってスムーズに出来たんですかね。だいたい結婚式を見に行くと…あ、見に行くとって言わないか(笑)
前野:参列すると(笑)
興津:お呼ばれして参列すると(笑)そこでとまどっているのをよく見かける。
前野:指輪がうまく入らないみたいな感じですかね。
興津:で、かわいいなぁって、みんなが微笑ましく眺めているみたいな。そんな感じになったのかな、どうなのかな。そこもやっぱりスマートなのかな。
前野:その辺りはきっとアニメ化された暁には!すんなりいくのかどうかというところを描いていただけるはずですよ!!
興津:そっか!アニメ化、楽しみだなぁ(笑)
――新キャラクターの聖とハジメについての印象や、ご一緒に演じた際の感想を教えてください。
前野:聖はねぇ、いい意味ですごい気持ち悪いキャラクターでしたよね。何を考えてるかわからない。
興津:とある方が、セリフで『謎の人』って書いてあるところを『迷惑な人』って言っていて、「やっぱそうだよなぁ、あの人迷惑だよなぁ」って(笑) とてもとても思いましたね。あれはおもしろかったなぁ。迷惑な人でした。
前野:迷惑な人でしたけど、いい意味で、作品というか、僕ら2人の関係性に刺激を投げかけてくれた存在でしたね。
興津:あの人も信念ありますからね。強い想いがあって。
前野:そうなんですよ。久藤は気に入られてましたし。
興津:久藤の幸せを祈ってましたね。
前野:うんうん。
興津:幸せを、みんなそれぞれ祈りまくってる。それがすごくいいなって思う。あとハジメちゃんは、最後に銃のホルスターみたいなのを身につけていて、なんの仕事してるんだろ?なんの仕事始めたんだぁ!?って、あのひとコマで世界がぶわぁって広がりましたね。悲しいキャラクターでしたけど、最後は元気そうでよかったなって思いました。
前野:ハジメは、ちょっとかわいそうな感じもしましたけどね。魂の番かもしれない人ですから、これから幸せになってほしいですね。ハジメにも幸せになっていただきたい。
興津:運命代表ですから。
前野:それな。
興津:「あなたが運命ですから」って作られて育てられて、「これが運命か…」ってあのシーンは…
前野:選ばれなかったというかね。切ない、深いシーンでした。
――作品のメッセージにちなんで『どうしても本能的に抗えないもの』はありますか??
興津:大体本能のままに生きてますからねぇ。鼻かみたいとすぐ鼻かんじゃうし(笑)
前野:抗えないものは…なんだろ。抗えないもの…うーん…なんでしょうね。
興津:抗いたいと思ってないですもんね。抗わない。ラーメン食べたいときは食べる。食べないとつらい。心に良くない。だから…抗うのは良くない!(笑)
前野:あとそうですね、やっぱり先輩には抗えないですね。
興津:あはははははは(笑)上下関係(笑)
前野:先輩には、抗えない。
興津:なるほど、本能的に。
前野:「前野、飲みにいくぞ」って言われたら、「あ、はい」みたいな。
興津:誰のことだろう…(笑)
前野:誰のこととは言いません(笑)
――最後に、楽しみにお待ちいただいている読者の皆様へメッセージをお願いいたします!
興津:「かしこまりました、デスティニー」ついに完結!ついに答えが出ました!アンサー!
前野:アンサーでしたね。
興津:答えを、出しました。皆さんも答えが見つかりましたでしょうか。「かしこまりました、デスティニー」久藤と宮内の完結編でございますので、お聴き逃しのないよう、よろしくお願いします。でもね、やっぱりね、あれはああだったよね、とか、でもこれはどういうことなんだろうね、とか、次が気になるので、さちも先生、続編待ってます。よろしくお願いします。
前野:アンサーというだけあって、本当にいろんな答えが作品の中で出ていますので、ぜひドラマCDも原作と合わせて聴いていただければと思います。また、原作自体はひとつの完結という形をとっているんですけども、先の展開というのは僕らも気になっているところではあります。ぜひぜひ引き続き、原作とドラマCDと応援のほうをよろしくお願いいたします。
――ありがとうございました!
(左から、前野智昭さん、興津和幸さん)