ドラマCD 「憎らしい彼 美しい彼2」
発売まであと1ヶ月


お待たせしました!
大人気「美しい彼」シリーズのドラマCD第2弾!
恋愛もすれ違いも仕事も事件もパワーアップして
なんとボリュームたっぷり3枚組で発売です

紆余曲折の末、恋人同士になった清居と平良。
けれど、恋人として正式に同棲を始め
気持ち悪いほどの愛を捧げてくるにも関わらず、
平良は「俺は清居を引き下げる愚は犯さない」と甘えたくても察してくれない。
美しく傲岸なキング・清居の悩みはつきない──。
凪良ゆう先生の書き下ろしショートストーリー
『素晴らしき世界II』(8ページ)を
ブックレットに収録した豪華仕様で7月23日発売です

本日は、
清居奏役・斉藤壮馬さん&平良一成役・小野友樹さんの
アフレコインタビューをお届けいたします。
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──収録を終えてのご感想をお願いいたします。
斉藤:前作がとても印象深く、本当に楽しい収録だったので、今回続きを演じられるのを心待ちにしていました。
しかも『憎らしい彼』は前作よりもさらにボリュームアップして、3枚組という超大作。じっくり時間をかけて物語に取り組むことができたので、非常に楽しい時間でした。
平良と清居はそれぞれかなり異なる視点から世界を見ていて、今作もそのすれ違いがドラマを生み、カタルシスを感じさせてくれました。物語もより骨太になっていて、聴きごたえもばっちりだと思います。
小野:今回は3枚組という事で、実は年を跨いでの収録でした。大ボリュームの収録ではありましたが、相方の壮馬と息を合わせて、時に切なく、時に激しく、楽しく収録させていただきました。
──演じられてみて、キャラクターについての印象や、
前作との変化、演じる上で気をつけた点などありましたら教えてください。
斉藤:今作の中で、清居はかなり大きく変化し成長したと思います。「キング」時代のあの無自覚な無敵感みたいなものは、今作で起こった様々な出来事を経て、ポジティブな方向の自信に繋がってきたのかなと。
そしてなにより、平良に対する自分の想いを、格好つけることなく素直に受け入れることができるようになったというのが大きいですよね。今作は前回以上に感情が爆発するシーンが多かったので、そのとき清居がなにを感じているかに耳を傾けるよう気をつけました。Disc3が特にそのメリハリを感じていただけるのではないでしょうか。きっとこの先、清居はどんどん変わっていくんだろうな。そんな予感を抱かせてくれた収録でした。
小野:俺様な部分は変わらず強く持っていますが、やはり清居との距離感が変わった分、心の距離感の変化も随所に見られました。それでも、頑固に変わらない俺様な部分に、平良らしさを感じます。
──平良について、一緒に演じられてのご感想・印象に残ったシーンなど教えてください。
斉藤:平良はある意味ではすごくピュアな人だとも思うのですが、どうにも掴みどころがなくて、なんだか気になっているうちに目が離せなくなってしまう……そんな不思議な魅力を持った人だと思います。
今回、清居の目線で平良を見ていたつもりなのですが、どんどん惹かれていってしまいました。それはもう、ロジックとか打算とかではなくて、言葉にはできないけれどたしかに「ある」としか表現できないような感覚でした。そしてそう思わさせられたと自覚した瞬間から、ラストまでの平良に釘づけになります。
ああ、彼はなんて綺麗な目で世界を見ているんだろう。彼のレンズを通すと、世界はこんなにも美しく見えるのか。そりゃ、惚れちゃったこっちの負けだよな。そう納得してしまうほど、素敵でした。
──清居について、一緒に演じられてのご感想・印象に残ったシーンなど教えてください。
小野:作中、清居が「どうしよう、逢いたすぎる」と独り言を言うシーンの表現、絶妙に清居でした。あるいは終盤の「もう、仕方ないな」というシーン!是非注目して聴いてみてください。
──今作では、平良は趣味だったカメラから色々ときっかけを掴んでいきますが、おふたりが「昔から続けていてよかったこと」は何かありますか?
斉藤:小さいころから本を読むことが好きだったのですが、文章を読むのに慣れているということが、日々の生活や仕事でもかなり役に立っていると思います。声優の仕事はその場で原稿をいただいて初見で読むことも多々あります。そういうときに怯まず文章構造を理解して読めるのは、おそらく読書習慣のおかげだと思います。
でも、実家で暮らしていたころから、読みかけの本をその場に置きっぱなしにしてしまう癖があるので、家中に本が散らばってしまうのですが……これは直さないといけないところだなと思います(笑)。
小野:「ハイパーヨーヨー」でしょうか。主に小学生の頃にハマっていたんですが、今でも特技を披露する際にかなり喜んでもらえます。見た目も分かりやすく、それほどスペースを取らずに披露できるので、好きで続けていてよかったな、と思う特技の一つです。
──最後に、楽しみにお待ちいただいているファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
斉藤:『美しい彼』という作品に出会ったとき、いち読者として、聴き手として、役者として心を鷲掴みにされたように感じたのをよく覚えています。
今回、続編というかたちでふたたび作品の世界に触れることができて本当に嬉しく思っています。前作で少しずつ歩み寄りはじめた彼らに、今回も色々なドラマが待っています。ぜひ原作とあわせて、繰り返し楽しんでいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします!
小野:今回、再び平良を演じる事ができて嬉しく思います。収録が終わるなり、清居役の壮馬と早速「また演りたいね!」と話すほど、充実した収録でした。皆様にも、是非お楽しみいただけますと幸いです。
──ありがとうございました!
次回は、本作から登場する新キャラクター
野口役・森川智之さんのインタビューをお届けいたします!
どうぞお楽しみに
